When My Mind's Gone/『Mad Shadows 』(1970)

画像イアン・ハンター:ライヴ・レポートは、おやすみの挨拶をしちゃったので終わりにして、 でも、早く床について夜中に目が覚めてしまった感じで、もう少しイアン・ハンター、モット・ザ・フープルつながりのリクエストを。

イアン・ハンター:ライヴ・レポートをやっている最中(さなか)、中山康樹さんがお亡くなりになっていた。

Wikipediaに載っているプロフィールと経歴を。

中山 康樹(なかやま やすき、1952年 - 2015年1月28日)は、日本の音楽評論家。

『スイングジャーナル』編集長を経て音楽評論家に転身。
元々ジャズの評論家であったが、ロックにも造詣が深く、ビートルズ、ビーチ・ボーイズ、ボブ・ディランなどに関する著書を出している。
ジャズ関係には『マイルスを聴け』『ジャズの名盤入門』『硬派ジャズの名盤50』などがある。
2010年には出版5社から新書によるマイルス・デイヴィス研究の5部作を刊行した。
ビートルズやジョン・レノンの評論の中ではオノ・ヨーコに批判的である。

2015年1月28日、悪性リンパ腫のため死去。
62歳没。

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1ヶ月ぶりくらいにupset に行ったら、久しぶりのMちゃん『東京ロックバー物語』を読んでいた。『東京ロック地図』の続編のような物語。
U2が何曲かかかって、何年も前に「これ、一番好きな曲かもしれない」と言っていたな、と、Black Sabbathの"Paranoid"をリクエストした。
Mちゃんが帰った後の席に移って隣になったこじろう君と、ひと月前のイアン・ハンターのライヴの話をしていたらかかって、「45年前の今日、13日の金曜日がデビューですよ」というので、びっくりした。
言われてみれば知ってた話だけど、まったく思いもよらなかった。

大阪の出身、理系的な思考という共通点があるからかもしれないけど、ミステリー作家の東野圭吾さんのようなユーモアとぶっきらぼうさがある中山 康樹さんの文章は、僕は持っているのはジョン・レノンのやつだけだけど、大きな本屋に短期間だけ置いてあった、ビーチボーイズのとボブ・ディランのは立ち読みでちょっと読んだ。

持ってるジョン・レノンの方は、英語も含めて他にもたくさん読んでいるので賛同できないところもたくさんあるんだけど、ビーチボーイズボブ・ディランは、自分と同じような考え方をする人がいるもんだと感心して、音楽の聞こえ方もいくらか変わったと思う。

図書館に行ったら置いてあったのでコピーを取ってきた。
こんなの。

画像演奏に入るまえに一人の観客が「ユダ!(裏切り者)」と野次を飛ばす。
それに対してディランは「おまえのいうことなんか信じない。おまえは嘘つきだ」と応え、その背後でロビー・ロバートソンが「さあ、でかい音でいくぞ」といって始まる。
なんとスリリングな瞬間だろう。

しかしよく聴くと、「ユダ!」に対して観客からは笑いがもれ、それほど深刻なものでなかったことがわかる。
ディランも冗談っぽくそれに応えるが、気分が変わったのか、「お前は嘘つきだ」という言葉からは余裕が消え、シャレをマジで受けとったかのような形相に変わる。

この曲は最後に収録されているが、それ以前の観客の拍手から考えて、この曲で突然のごとく野次を飛ばしたとは考えにくい。
おそらくはごくごく一部のフォーク・ファンだけが場違いな野次を飛ばした、その程度のものだったのではないか。
しかしディランはそのたった一人の観客にさえ我慢ならなかったのだろう。
したがって多くの観客には、なぜディランが怒っているのかわからなかったのではないか。

そうして始まった《ライク・ア・ローリング・ストーン》だが、それほど激しいものではない。
ただ粗削りなだけだ。
これを過激というならディランには他にもっと過激な演奏がある。

終了後の観客の熱狂的な拍手、ディランの「サンキュー」がすべてを語っている。

Like A Rolling Stone/The Bootleg Series Vol.4(The "Royal Albert Hall" Concert)
『ディランを聴け!!』 中山康樹、2004.8.15、講談社 

「メシア再び」シカゴの「長い夜」やジャニス・ジョプリンやジェフ・ベックというコモンっぽい曲が続いて、いつの間にか、曜日特集

曜日特集だといつも困る木曜日のリクエストは、Buck-Tickのジュピターにしたんだけど、終電に間に合うように、かかる前に帰った。

リクエストは、イアン・ハンター、モット・ザ・フープルつながりっていうより、そのものだけど、
がーわーさんと高円寺のロックバーでのエルトン・ジョンの話をしていたら、ジョー・コッカーのエルトン・ジョンのカバーがかかったので、ピアノがエルトン・ジョンみたいな、

When My Mind's Gone/『Mad Shadows 』(1970)- Mott The Hoople

コモンみたいにアナログ・レコードで聴いたらばっちし決まるなって曲をもう1曲。

スティッキー・フィンガーズのタイトルを譲ったとか、ミック・ジャガーがコーラスで参加したとかいう伝説はまた機会があれば。

The Moon Upstairs /『Brain Capers』(1971/1972)-Mott The Hoople

upset the apple-cartへのリクエスト(1691,1692)
コモン・ストックへのリクエスト(1705,1706)

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