Thunder Road/『Born To Run』(1975)

画像親父の稼ぎについて侮辱する気持ちは全くないし、公立でもちゃんとした教育を受けさせてもらったと感謝しているが、家は裕福ではなかった。

走りたいという気持ちがなかったわけではないのだけど、バイクや車は、まず金がかかる、という印象があった。アルバイトをするには何かを犠牲にしなければならないし、親に金を出してもらってバイクや車に乗るという矛盾は、真面目に考えることでもないのだろうけど、どうしても我慢ならなかった。

なので、ブルース・スプリングステイーンの明日なき暴走は全曲好きだけれども、なんだか走ることばっかり歌っているような感じの"Born To Run"より、いろんなことを歌っている感じがした"Thunder Road"が好きだった。

男子も女子も、体型がなんとなくへんてこで、言葉が上手くしゃべれず、体からにきびやその他のものやらいろんなものを噴出して、自分や他人や友達と傷つけ、傷つけられ、ということを皆やっていた14歳から16歳の頃に一番よく聴いた。

17歳の頃になると女の子の体型はへんてこりんどころか、ちょっとどうにも太刀打ちできないようになっていってしまって、本当はブルース・スプリングスティーンの歌はその頃の雰囲気を歌にしているのだろうけど、その頃にはあまり聴かなくなってしまった。

でも、40歳になった今も好きだ。
ブルース・スプリングスティーンは、今でも常に年齢に応じた優れた歌を沢山作っていると評論家は言っている。最近の歌はあまり聴いていないけど、昔神様みたいだったスプリングスティーンの歌は、40歳になった今でも同じように神様が歌っているように感じるなあ。

コモン・ストックへのリクエスト(2)
(この曲が気分でなければ、アルバムの他の曲でも可)
手前勝手なブログ内リンクです:A Lucky Guy/『Pirates』(1981)

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