Give Peace A Chance(1985)-Elton John
upset the apple-cartへのロックのリクエストが2000曲になって、『蓄積論』(置塩信雄 筑摩書房 1967年、第二版1976年)を写すのを再開しようと思ってるんだけど、この際気になってることをいくつかってことで、経済学原論の最も基本的な理論の一つである「需要と供給の価格・数量決定理論」ついて、ちょっと日記に書いた。競争市場では、需要と供給(じゅようときょうきゅう)が一致することにより市場価格と取引数量が決定される、というのは、
需要(じゅよう)とは、財に対する購買力の裏づけのある欲望。
供給(きょうきゅう)とは、財(物品)やサービスを提供しようとする経済活動。
この二つの欲望に裏づけられた行動が、ある一点において均衡する。
それが市場価格であり、取引数量であるというもの。
今では、Wikipedia(インターネット百科事典のようなもの)に、資本家(しほんか)
1.企業体に資本を提供し、最高意思決定能力を持ち、出資した範囲ですべての責任を負う人、そして、最終的に残った利益の配分にあずかる人。
2.資本(自己増殖する価値の運動体)の人格化。(マルクス経済学で定義される概念。)
(Wikipedia:日本語。他にドイツ語、フランス語、スペイン語で同じ語の解説があるが、英語には”Capitalist”はない)
となっていて、比較的クールな解説になっているけど、僕が大学生になった頃(1985年頃)では、もう少し文学的にお金持ち、労働者から搾り取って富を蓄える者、といったイメージの方が一般的だったと思う。
その当時でも古い辞書だけど、国語辞典には、
資本主義=生産手段を資本家・企業者の階級が所有し、自分達の利益追求のために労働者を働かせて生産を行う経済組織。⇔社会主義。
資本家=資本金を貸してその利子を取る人。また、企業を経営して労働者を使う人。
と載っていた。
(岩波 国語辞典 第二版 1971年)
僕も供給曲線のコメントでは、
供給(きょうきゅう)とは、財(物品)やサービスを提供しようとする経済活動。
としながらも、「欲望に裏づけられた行動」をとる、意思や性格を持った「人」のように供給者を扱っているし、
需要曲線のコメントでは、
需要(じゅよう)とは、財に対する購買力の裏づけのある欲望。
としながらも、一人ひとりの意思や性格を、複数、あるいは集団としての人格、「欲望に裏づけられた行動」として扱っている。
人格化(あるいは擬人化)は、好き/嫌いとか、良い/悪いとかでなくて、とても重要なこと、というか、例えば「メスのカマキリが交尾の後オスを食べるのは残酷だというのは人格化という非科学的分析に陥る生物学の罠」だとか、「荒れ狂う海という表現は文学のもので海が狂っている、常軌を逸しているわけではない」だとかいうことも、経済学を勉強した時に一緒に学んで、それは、そのことをきちんと認識することは、僕にとっては、とても重要なことだった。需要と供給の価格・数量決定理論は、例えば、右の拡張的財政政策の物価への影響とか、金融緩和政策の利子との関係とか、現代の政策課題を考えるのにも役に立つので、その辺りのことを日記に書こうと思っていたんだけど、大きなニュースが入って来た。
後藤さん殺害映像の男空爆
英首相「自衛措置、正しい行為」
生死の確認急ぐ
(日本経済新聞、2015年11月14日(土)朝刊)
パリ同時テロ 120人死亡
劇場など銃撃・爆発
大統領観戦の競技場でも
仏大統領「前例のないテロ」 非常事態・国境封鎖を宣言
米大統領「全人類への攻撃」
(日本経済新聞、2015年11月14日(土)夕刊)
パリ同時テロ ISが犯行声明
(NHK News Web 2015年11月14日20時02分)
「絶対に」という非常に強い言葉が使われている第36条、刑事被告人の権利を定めた第37条の次は、第38条、黙秘権。文学的に「嘘と沈黙」の沈黙の方、と言ってしまうのは誤りだけど、感想としては、沈黙の権利の定めがあって、嘘をつく権利はないの?または、自白する義務、嘘をつかない義務はないの?って思ったな。
もちろん刑事被告人が必ず真の犯人とは限らないけど、刑事被告人は直ちに自ら知りうる真実を自白する義務を負う、ただし原告による拷問若しくは脅迫は絶対にこれを禁ずる、じゃだめなのかな?なんでだろう?それほどそれまでが酷かったってことかな?
よほど法で縛らない限り、常にそのようなことが起こりうるってことかな?
日本国憲法第38条:
1.何人も、自己に不利益な供述を強要されない。
2.強制、拷問若しくは脅迫による自白又は不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない。
3.何人も、自己に不利益な唯一の証拠が本人の自白である場合には、有罪とされ、又は刑罰を科せられない。
ゲーム理論の「囚人のジレンマ」は例示自体が違憲かな?って感じもするけど、でも、一般的に「分かりやすい」ことは間違いない。
さて、リクエストは、POP。もうすぐ来日コンサートがあるエルトン・ジョン。
あんまりPOPじゃないPOP。
いろんな人の名前が出て来る曲。
Elton John recorded the song as a B-side to his UK single "Club at the End of the Street" in 1990.
He also performed the song live on his 1970 US tour with bassist Dee Murray and drummer Nigel Olsson, singing only the refrain "All we are saying is give peace a chance."
(Wikipedia:English)
On the 7" release, the B-side of this single("Club at the End of the Street") release was Elton's rendition of the well-known John Lennon song "Give Peace a Chance".
The song is perhaps the most bizarre recording released by Elton, a mix of funny voices, with "I Don't Wanna Go on with You Like That" in the background, while various people are mentioned as "The next contestants on 'making a B-side.'"
This song was also released on his 1990 box set, To Be Continued.
(Wikipedia:English)
いろんな人の名前が出て来る歌詞はそのままだけど、1番は神経質な事務員みたいな声で、2番は早口なセサミストリートのマペットみたいに、3番はゆっくりしか喋れない酒に酔った、でも呂律(ろれつ)が回らないってこともない老人みたいな感じで、4番はよく通る声の司会者か政治演説みたいな感じで、
もう一度1番に戻って早口のテレビキャスターがだんだん興奮して演説調になっていく後ろで、"I Don't Wanna Go on with You Like That" の断片が聴こえる。
デンマークではみんな持ってるかもしれないけど、ベスト盤や編集盤は持ってるものと曲が被るので持ってなくて、ネットで無料で聴いてる。
あ、ジョン・レノンのカバー。
Give Peace A Chance/B-Side of "(1990)-Elton John
財布に1500円くらいしかなかったからかな?でも、隣にアルバムがあって、そこに入っているんだから、僕はアルバムとシングルを両方買ったりしない。
まだアルバムは置いてなかったのかな?
アルバムの発売は1985年11月4日、”Nikita”のシングル盤はイギリスでの発売が1985年10月29日、アメリカでの発売が1986年2月だから、先にイギリス盤のシングルが揃えてあったのかな?
12インチ・シングルやリミックスというのが流行っていて、B面の”The Man Who Never Die”が聴いてみたくて、シングルの方を後で買ったのだったかな?
アルバムの方はジャケットが良くなくて、毎年1枚づつ買うのもやめようかなっていう頃だったのかな?
大学1年生であることは間違いないと思うけど、僕は12インチ・シングルの”Nikita”と”Nikita”の入ったアルバム『Ice On Fire』(1985)の両方を買った。
20歳になる前、19歳だったと思う。
”Nikita”というのは女の人の名前。
ニキータ(ロシア語: Никита、ラテン文字転写例: Nikita)は古代のギリシャ人の名前Nicétasを起源とする、スラブ系の男性名。英語圏などでのNicolasに相当する。ごくまれに女性のファーストネームでもあるが、「フランス語圏の女性名」ではない。
(Wikipedia)
アルバム(まだCDプレイヤーは持ってなくて、LPレコード)のB面1曲目、ワム!のジョージ・マイケルが参加した”Wrap Her Up”には沢山の女の人の名前が出て来る。Wrap Them Upではなくて、Wrap Her Upだから、一人ひとりだと思うけど。
The song is notable for the number of famous women's names dropped towards the end of the song, including Kiki Dee, who had duetted with Elton on the hit song "Don't Go Breaking My Heart" in 1976, and also provided background vocals for "Wrap Her Up".
Dee also appears near the end of the music video in which John smashes her in the face with a cream pie.
Other notable mentions include Marlene Dietrich, Rita Hayworth, Marilyn Monroe, Katharine Hepburn, Dusty Springfield, Billie Jean King, Vanessa Williams, Nancy Reagan, Julie Andrews, Annie Lennox, Shirley Temple, Tallulah Bankhead, Princess Caroline of Monaco, Little Eva, Mata Hari, Joan Collins, Brigitte Bardot, Doris Day, Samantha Fox, Priscilla Presley.
(Wikipedia:English)
Wrap Her Up/『Ice On Fire』(1985)-Elton John
今週、アメリカのミュージシャン、アラン・トゥーサンが亡くなった。僕がアラン・トゥーサンを知ったのは、大学の1年生、19歳から20歳になる頃、初期のストーンズが好きでよく聴いていて、20歳になってから読んだこんな解説で。
FORTUNE TELLER/SATADAY CLUB(1964)-The Rolling Stones
Naomi Neville
ニューオリンズのR&Bシーンといえば、ファッツ・ドミノをはじめとして何人かのアーティストが思い出されるが、そんなニューオリンズ生まれのアラン・トゥーサンは、日本でもロック・ファンを含めて多くの人々に知られている。
すでに1950年代から活動していて(ミュージシャン、シンガー、そしてソング・ライター)多くの名作を残しているが、ソング・ライターとしては母の名、ナオミ・ネヴィルでも作品を書いている。
このナンバーはそのナオミ・ネヴィルの名で1962年に出版され、ベニー・ストルマンによって紹介されている。
(THE ROLLING STONES 大百科、1986年、著:越谷政義)
こんなあとがきもあった。
~そんなこんなが今の仕事へのキッカケとなり、大学に入ってからは、すぐにフリーのライターとなり、音楽評論家と呼ばれるようになった。
だが、自分では音楽紹介屋だと思っている。~
1986年11月
越谷政義
このアルバムは高くて買えなかったので、持ってるやつからリクエスト。Fortune Teller/『Got Live If You Want It!』(1966)-The Rolling Stones
前出のオムニバスに入っていたナンバーを前曲同様ライヴ風に仕上げている。後にアメリカでの《MORE HOT ROCKS》にオリジナルのままの形で収められた。(越谷政義)
upset the apple-cartへのリクエスト(2005,2006,2007)
コモン・ストックへのリクエスト(2019,2020,2021)
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