あまり小説、特に私小説と呼ばれる分野の小説は読まないんだけど、ほとんど同い年の西村賢太さん(1967-)の「苦役列車」は、(何年かに一冊しか読まないんだけど)歴代の芥川賞の中でも特に面白かった。
ちょっと古い国語の授業で出てくるような言葉を多用するぎこちない文体が、ほとんど同い年ということもあるんだろうけど妙にぴたっと来た。沢山小…
「まだ一般に知られていないような、新しい(珍しい)出来事の報道・知らせ」(岩波国語辞典第二版第一刷:1971年、第一版第一刷:1963年)というわけでなく、大方の予想通りだから「ニュース」っていうわけじゃないけど、2010年の中国のGDP(国内総生産)が日本を抜いて世界第二位になるのが確実になったと、ニュースでやっていた。
これまで、…
お正月に実家に帰省して高校三年生のクラスで作った文集を読んできた。
1年生の時もクラスが一緒だったSが汚い字で、「ピートはジジイになる前に死んでしまいたいと歌ったけど、僕はジジイにならずに生きていこうと思う」と書いた文集。
卒業しても大学に行くわけでもないし、就職するわけでもないし、受験浪人するわけでもないと決めていた2つ年上の…
街の中心地まで直通で行く地下鉄が通ったためにほとんど利用がなくなった登山鉄道のように山の間を走る私鉄の、お正月に帰省した実家の最寄りの駅に、何年振りか、十何年振りかに降り立った。
駅名はちょっと洒落ているけど、電車の本数も一時間に数本だし、寂れた駅なので、ないだろうな、と思いながら、wikipediaで調べてみたら、ちゃんと載って…
リアルでもバーチャルでもちと姦(かしま)しいって雰囲気の僕が住む国のクリスマスから年末の平和な喧騒も終わって、今日は僕の誕生日。数え年のだけど。
年頭所感とか所信っていうようなたいそうなものじゃないけど、何度も止めようと思ってはだらだら続けてるロックバーへのロックのリクエストを続けようと、今日の誕生日に決めた。
とはいえ、ちょっ…




