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zoom RSS Heart And Soul(1939)(1961)(2012)

<<   作成日時 : 2017/08/04 21:54   >>

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画像『The Soundtrack of American Graffiti』(1973)『カバーと元歌』のリクエスト(長門芳郎さんの解説、僕の蛇足の解説付き)は2枚組の最後の面の後半。

Side-4
6.ハート・アンド・ソウル・・・クレフトーンズ

女性1人を含む黒人5人組クレフトーンズが1961年にヒットさせた曲。
全米チャート最高位は18位。
同時期にジャンとディーンのレコードもヒットし、25位まで上がった。
男ばかりだった50年代には「リトル・ガール・オブ・マイン」、紅一点パティ・スミンが加入した60年代には「フォー・センティメンタル・リーズンズ」、「恋人よ我に返れ」などがヒットした。

(注1)クレフトーンズは、ニューヨーク州クイーンズ郡ジャマイカ、または、ニューヨーク市クイーンズ区ジャマイカ地区・・・ジャマイカ?

画像(注2)ジャマイカ地区(Jamaica)は、ニューヨーク市クイーンズ区の一角。
1656年、オランダ統治下のニューネザーランドに、イギリス人の手で築かれた町。
クイーンズ区の中でも、最もアフリカ系アメリカ人の住民の割合が高い地域である。
アフリカ系アメリカ人に加え、西インド諸島、インド、アラブ諸国、プエルトリコからの移民も多い。
ジャマイカ地区と、カリブ地域の国、ジャマイカとは、何の関係も無い。
(Wikipedia)

(注3)ジャンとディーンのはこんな歌詞。

ばーでぃばっばっでぃばばでぃでぃっでぃっでぃっでぃ♪
だだだだだだだん でぃでぃぎでぃでぃんでぃんでぃでぃん♪
ばーでぃばっばっでぃばばでぃでぃっでぃっでぃっでぃ♪
だだだだだだだん でぃでぃぎでぃでぃんだんでぃどん♪

リクエストは、ジャンとディーンで。

画像元歌はクレフトーンズなのかな?
せいのって感じで同じ頃にそれぞれのスタイルでカバーしてみたってことかな?
生まれる前かも知れないけど、やっぱり聞いたことがあるはず。そもそものオリジナル。
ポピュラーソングっていうか、1930年代の。

"Heart and Soul" is a popular song, with music by Hoagy Carmichael and lyrics by Frank Loesser, published in 1938.
The original 1938 version was performed by Larry Clinton & his Orchestra featuring Bea Wain.
(Wikipedia)

ジャンとディーンが生まれる前かも知れないし、クレフトーンズのメンバーが子供の頃によく聴いたってわけではないかも知れないけど、ヒットもしている。

In 1939, three versions charted: Larry Clinton (reaching number one on the chart), Eddy Duchin (reaching number 12), and Al Donahue (reaching number 16). The song later charted as number 11 in 1952 by The Four Aces with the Jack Pleis Orchestra, and as number 57 in 1956 by Johnny Maddox.
Two different cover versions charted in 1961, with The Cleftones reaching number 18 and Jan and Dean reaching number 25.
Many covers have been recorded and it has been used in advertisements.
(Wikipedia)

並べて聴くと白人デュオのジャンとディーンはかなり原曲通りで、五人組の黒人コーラス・グループ、クレフトーンズは、勢いがあって、別の曲みたいだ。

ラリー・クリントンのプロフィールを写すのはやめて、高校生の頃読んだ本を。

画像ハーレムの子供たちは街路で大きくなっていく。
街路で遊んでいるうちに大人のやることを何でも学びとってゆくのだ。
後に私のカメラのアシスタントになったクリスという少年は、自分の幼年時代をふりかえってこう話してくれた。

「ボクは無口な一人っ子だった。あそび仲間はみな年上だったので、昼間は外の階段に坐って通る人ばっかり見ていた。いろんなことを見たし、今でもそれをみなおぼえている」

「童話の本とかおもちゃなんかで遊ぶことはなかったの?」
と私が聞くと、
ハーレムの子は少しでも大人ぶりたがるから童話とかおもちゃなんて子供っぽくて・・・・」
と言って、彼らの間で語られていた童話、シンデレラの話をしてくれた。

それによると、シンデレラという黒人の売春婦がいて、やり手ババアが金持ちのジョン(客)を世話してくれた。
ところが、そのパーティに着ていくドレスがシンデレラにはなかった。
友だちがマーシーデパートのメッセンジャーボーイをしていたので、その晩だけデパートからドレスを失敬してもらった。
パーティの客はほとんどホモ、シンデレラの客もホモちゃんだった。
でも客のジョンは両刀使い、マリファナも回ってきて事に及ぼうとすると、シンデレラはメーシーにドレスを返さねばならない時刻になっているのに気がついて、あわてて靴を忘れて飛び出した・・・・。

画像(略)
きれいごとだけでのシンデレラでは、ハーレムの子供たちの気持ちを引きつける魅力が全くないのだ。
彼らの生きている世界のシンデレラでなくては彼らにとって全く意味をなさないわけだ。

ケントも言っていた。
「どの教科書にも黒人の絵が入ってないでしょう。だから勉強する気になれないんだ」

(略)
十四歳になるスーは、この二、三ヶ月でめっきりおしゃれになり、お化粧もして、体の線も胸がかたくしまって女らしくなってきた。
この間まで運動靴をはいて大きな声で走りまわっていたのに。
よく荷物をもってくれたりする従順なケントがお気に入りで、この頃、ケントにソックスやズボン、カバンやペンなどのおくりものをするので、バニスは気が気じゃないらしい。
一人っ子で見栄っぱりのバニスは、五つでも女のジェラシーははっきりしている。

「この頃、スーはお金使いがはげしいじゃない。モンキービジネス(何かきたない仕事)やってるんじゃない?」

(略)
「このカボチャ娘、図々しい奴だ、客に好き嫌い言うと承知しないぞ、金までごまかしやがっただろう。甘くしてりゃ図に乗りやがって!くそったれ!」
これを見てバニスは私の腕をゆさぶって、
「ネ、やっぱりスーはモンキービジネスしてたのヨネ」
(略)
「彼女は黒ンボみたいにきたない奴よ!」
(略)
「バニス、おだまり、そんなこと言っちゃだめ!」
私はそう言ってバニスをきっとにらんだ。すると、
私の肌は、スーみたいに真っ黒ではないワ。私の方が白人に近いから上等なのよ!」

(吉田ルイ子。『ハーレムの熱い日々』:講談社文庫。昭和54年第1刷、僕が読んだのは昭和57年の第11刷)

画像


おまけでもう1曲。カバーでも元歌でもないけどジャマイカのレゲエ

Heart and Soul Riddim - mixed by Curfew 2012

メドレーで曲の切れ目なく続くのでどの曲ってことでもなく、最初の方。

ロックのリクエストではないかも知れないけど、どれもいい曲なので、4曲リクエスト。

upset the apple-cart(2007- )へのリクエスト(2587,2588,2589,2590)
コモン・ストック(1991-1999)へのリクエスト(2601,2602,2603,2604)

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